最近良い意味で忙しい、人生が始まった感じがあり、中々こういう記事を書くことができなかったのですが、本日機会あってこのブログのことを思い出したので、思い立ったが吉日、忘れないうちにまた日記を書きます。
表題の通り、最近教育実習で母校に3週間ほど行ってきました。その感想を書き残しておきます。

↑せっかくなので地元観光してきました。来島海峡大橋です!
教育実習の全体的な感想
結論から述べると、もうしばらく学校現場と関わりたくはないですが、一方で良い体験ができました。人生のうちの3週間を費やす程度であれば割には合うかなといった程度でしょうか。つまり、
- 学校現場としばらく関わりたくない
- 良い経験だった
というネガティブな方向とポジティブな方向での感想があるので各々について書いておきます。
学校という組織
生徒の立場では全く見えてこなかった部分はやはり組織としての学校の部分でしょう。教育実習生が学校の運営に関われることはまず間違いなくないですが、それでも確実に先生や職員との距離は生徒の頃よりも近くなるため、学校という組織を運営している側人間たちを観察することができるようになります。そのため生徒の頃には見えなかった学校運営の実態を見れるわけですが、個人的には自分の母校については”残念”という感想を持ってしまいました。いくつか挙げると以下のようなところでしょうか。
- 対応は基本的に場当たり的。そのためトラブル対応が基本後手後手。
- 仕事の分配も場当たり的。そこで先生同士の不要な軋轢を生じたり、トラブルがあっても上へ届かずにもみ消されたりなど組織のガバナンスは論外。
- これらの理由から仕事を上手く進めるためには各先生との良質な関係維持がある程度必要になる。要するに村社会的である。
また、このほかにもう少し主観的な理由だと、高校の先生に期待するのが間違っているのは百も承知ですが、私とは勉強の姿勢に対する常識が違うのだろうなと思わせられる発言が多く、かなり息苦しかったです。
例えば、ちょっとした知識をお話するだけで、「それは大学で習うのか?」と聞かれるのですが、当然ながら大学での勉強というのは個々が興味に沿って勝手に進めるもののはずなので、ある意味でその発言をする先生自身が受け身の勉強しかしてこなかったともとれるこの手の発言には嫌気がさしました。
さて、ネガティブな話はこれくらいにして、ここからはもうちょっと良かった方向の話をします!
教育実習で学べたこと
個人的に教育実習で最も学べたのは上に述べた学校現場の村社会的な窮屈さになりますが、一方で良いこと、楽しかったこともそれなりにあります。まずは何といっても各先生や教職員の方との再会になるでしょう。昔は聞けなかったことを聞けたり、各先生方のバックグラウンドや仕事に対する矜持を聞けたことは興味深かったです。特に私は学校の司書の方と生徒の時からそれなりに親交があったので、よく図書館に行って雑談をさせていただきました。たまには昔の話に花を咲かせるのも良いものでした。
また、先生の中には生徒と接することでエネルギーをもらえるといった類の発言をする人が結構いますが、それが非常によく理解できました。実際一週間も経つと何人かは(中にはタメ語で)話しかけてくれるようになり、最後には実習生の待機室に2時間ほどお喋りをしに来た生徒まで現れてくれました。自分よりも若く、可能性に溢れた子どもが自分の未来について目を輝かせて話す姿はとても鼓舞されるようでしたし、彼らが将来どのような人間になるのか楽しみにさせるものがあるので、本当にこういう機会に出会えてよかったと思います。
授業について
私は授業関連については恐らく教育実習生全体で見てもかなりハードだったと思います。というのも計画の段階からすべて自分でやる授業が3つ × 5 クラス分という感じだったので、異なる3つの授業を計画する必要があり、これはどうやら教育実習生の中でも多い方らしいからです。
しかもそのうち一つは担当教科とは関係のない「総合的な学習の時間」というやつで、なんでもやって良いということで、テーマ探しから始める必要がありました。いろいろあって最初考えていたプランを白紙にしたというのもあり、授業の算段を付けるまでにもそれなりに時間がかかりましたが、結果的に授業はそれなりに楽しんでくれてそうだったので良かったです。もともとなら高校生しか授業しないはずが、この科目のおかげで中学生への授業もでき、中学生と高校生の違いを認識できたなど、良い経験ができたことは間違いないですが、一方で本当になぜやる必要があったのか理解できていません。この辺もあの学校のガバナンスの悪さが出ている好例といったところなのでしょうか。ちなみに授業をしていて驚いたのは中学生と高校生は本当に全く別の生き物だと思った方が良いです。
この他には教科の授業を2種類行いました。1種類はダメ元でお願いした企画が通ってしまったので、ちょっとチャレンジングな授業をして案の定失敗しました。一方でもう1種類は生徒や見に来た他の先生にも受けが良いような仕掛けを用意したうえで、非常に無難な授業を展開したため、割と好評だったように思います。
これら授業に際して、ある程度どのようなトラブルがあるか事前に想定していたつもりですが、想像もしていないようなトラブルが起きるのが常で、自分が完全に生徒目線に立てていないということを痛感させられました。教材は生徒が読むものなので、生徒の学力に沿った配慮が必要であり、そのような配慮は今後社会に出たときにも役に立つはずなので、多少なりその点に気づけ、改善を試みるようになれたことも教育実習での学びの一つにはなるのかなといった感じです。
その他
地元に3週間も帰省したのは本当に久しぶりでしたが、母と遊びにいったり、父と趣味について語り合ったりすることができたのは楽しかったです。また、自分自身が楽しいだけでなく、それをすること自体が親孝行になっていることに気づけたので、今後東京にいる間もできる形で両親と関わっていこうと思いました。教育実習とは関係ないですが、帰省を通して家族との関わりを良い意味で見なおす契機にもなり、非常に充実した期間だったと思います。
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